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広島で芸術(アート)に触れるなら展示用貸しスペース横川創苑(よこがわそうえん)
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イベント
清成圭央瑠・井上舞「物語」展
2017.10.15

11月後半の展示です。

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清成圭央瑠・井上舞「物語」展
2017/11/23(木)-28(火)
11:00-19:00(最終日は17:00まで)
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物語という言葉の意味には“物が語る”という意味と、“作品自体に物語性がある”という意味の2つがあります。そして、作品を作るという行為は、自分自身を語るということと同意なのです。 また、自分を語るには、アイデンティティについて考える事が重要で、それには事実という言葉がキーワードとなってきます。事実には内在的事実と外在的事実があり、内在的事実は心の中で思った事実の事、言動や行動などは外在的事実と考えています。 これに当てはめると、作品は、自分が心地いい、愛でたいと思って作った外在的事実であり、アイデンティティの一つという事になると考えます。 以上の想いから、この物語というテーマには、作品は紛れもない自分を示すものだということを込めています。

【作家紹介】
清成圭央瑠(Kiyonari kaoru)

略歴
1994年 大分県生まれ
2013年 大分県立芸術緑丘高等学校 卒業
現在、広島市立大学 研究生(彫刻)

主な展覧会
「第50回美術展/大分県立美術館」(2014年、県議会議長賞 受賞)
「竹プロ」(2016年、広島)
「年年歳歳 筏津曼荼羅芸術祭」(2017年、広島)
<コメント>
テーマ“物語”には、私が制作し続けてきた意味そのものを込めています。高校時代の真面目な作品から、大学時代の新たな分野、素材にチャレンジした作品。毎回何か新しいものに手を出していました。成功例は少ないものの、確実に表現の幅を広げ、使える素材を増やしながら制作をするのは楽しかったです。皆さんには、そういった私の中にある“物語”(集大成)を見てもらえたらなと思います。

井上舞(Inoue mai)

略歴
1995年 京都府生まれ
2013年 京都芸術高校 卒業
現在、広島市立大学芸術学部彫刻専攻に在籍
主な展覧会
「竹プロ」(2016年、広島)
「第4回 医療法人社団清風会 芸術症例作品展」(2016年、五日市病院、広島、芸術奨励賞受賞)
「金沢彫刻祭」(2017年、金沢城五十間長屋、金沢)
<コメント>
言葉は認識の表れの一つだと思っています。この展覧会のテーマやタイトルに私の言葉に対する認識を込めています。どうぞ私の言葉と物の物語をゆっくり見て行ってください。